韓国ドラマ

『食べる存在』のネタバレ感想!名言の意味が分からなくて感情移入が難しい韓国ドラマ

短編ドラマ『食べる存在』観おわりました~!

メッセージ性のあるドラマだとは思うんだけど、複雑でよく分からなかった。

登場人物にも感情移入できなくてあんまり面白くなかったです。。

この記事では、『食べる存在』をみて感じたことを書いていきます!

以下、ネタバレを含んでるのでご注意ください~

『食べる存在』の評価

 2.5

登場人物の性格が変わり者ばかりでドラマの中で共感できる部分が少なく、あまり面白くなかったです。

ドラマの見応えはありませんでした。

会社で働くことのストレス、作家として成功することの難しさ、色んな難しい現実が描かれていて、

メッセージ性のあるようなドラマだとは思ったんですが、

結局ドラマを通して何を伝えたいのかはよく分からなかったです。

最終話まで約1時間半でみれる短編ドラマ

登場人物たちがほぼ全員変わり者

社会の中で生きる難しさが描かれている

主人公が上手くいかない人生を味わうストーリー(あらすじネタバレ)

『食べる存在』が、主人公のヤンが上手くいかない人生を味わうストーリーです。

会社員をクビになり作家を目指している途中で、

ヤンはのちに彼氏となるビョンと出会いビョンの特別な存在になりますが、

作家としては平凡でつまらないと言われ、結果的に作家としてのデビューは果たせないで終わります。

BB
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ストーリーはこんな感じです

①ヤンはライブに行くはずだったのに、定時で帰ろうとしたら上司に呼び止められ同僚と一緒に打ち上げに付き合わされる。酔った勢いで、セクハラや理不尽なことに対しての不満を上司にぶちまける。

②理不尽なことも我慢し不満も言えずにただ働いている自分や会社の人達を牡蠣に例える。”哀れな牡蠣になりたくない”、とこれからは自分の幸せのために生きていこうと決める。

③飲み会の件が原因で会社をクビになってしまう。その後は作家を目指すため、作業をして過ごす。

④公園で過去に浮気して逃げた元彼と遭遇する。

⑤行けなかったアーティストのライブがあることを知り、会場に行くが中止になったことを聞かされる。

⑥代わりにビールが無料で飲めると聞いて、ビールを飲む。店内でドラムを弾いてるビョンと仲良くなり、好きになる。

⑦貯金がなくなって困っていた時に友達から知り合いの編集者を紹介され、会うことになる。

⑧原稿の内容はつまらないと酷評だったが、悪役のキャラを描くのが上手だと褒められる。他の風刺をテーマにした原稿も見せるが、平凡と言われてしまう。

⑨自信をなくして泣いてるヤンをジョンが慰める。2人で鍋を食べている最中に、ビョンが”スープの味が特別で何を入れても美味しくなるからまるでヤンみたいだ”と言う。

⑩ヤンが自分のどこを好きになったのか尋ねると、ビョンは”エイリアンみたいなところ”だと答える。ヤンは自分にとって特別だと伝える。

⑪ヤンの両親が突然、ヤンの家にやってきて、ビョンの存在がバレて仕事や家柄や、財産などビョンは質問攻めにあう。

⑫両親が帰った後、ビョンはヤンにプロポーズするが、ヤンは苦労したくないといい断る。ビョンが出て行ってしまう。

⑬ヤンは男子高校生の家庭教師をすることになる。勉強したくない高校生に、はっぱをかける。

⑭友人イェリと会った際に、結婚するという報告を受ける。夫になる人の浮気現場を見たヤンは止めるが、イェリは結婚するといい、妊娠していることを報告する。

⑮ビョンは飲み会で生きたタコを救ってヤンに会いに行く。2人は結婚は置いておいて復縁する。

⑯家庭教師の高校生の母が亡くなり、ヤンはお葬式に参加する。お葬式で、前の職場の上司が高校生の父だと分かる。ヤンは嫌だった上司も誰かの夫で父なんだと知る。

⑰ヤンはイェリから、浮気を全部許して結婚することを聞き、結婚式に参加する。

⑱一年後、ヤンは作家を諦めて色んなバイトをする。”今日も私は食べることで存在する”という言葉で終わる。

『食べる存在』の感想

登場人物に感情移入ができなかった

BB
BB
悲しいことに全然感情移入できなかった…

『食べる存在』に出てくる主人公と仲間達、皆んな変わってる!!

最初主人公のヤンを見た時、黒い服を着てダークな一面を持っててかっこいい女性なのかなって思ってたら、

独自の世界観を持ってる突き抜けた主人公でした!

他の人と違うっていう個性的なキャラの主人公はだいたい好きだけど、

ヤンの性格はなんだろう。。親しみを持てなかった・・

上司に対して不満をぶちまけるシーンも、牡蠣を素手で掴んで上司めがけて投げつけるっていう強烈さ。

その後、上司に向かっておじさんがよくやるカーッペってってやったあたりから、行き過ぎてて引いちゃった。。酔ってるからしょうがないんだけどね。

彼氏のビョンも、正直ヤンのどこに惹かれたは分からないけど、ヤンにベタ惚れです。

ヤンにどこを好きになったのって聞かれると、”エイリアンみたいなところ”って答えます。

私がヤン変わってるなっていう思う部分は、ビョンにとって魅力的に映ってるようです。

このシーンはビョンに感情移入はできなかったけど、

他の人にとっては変って思われてしまう個性を大好きって思ってくれる人に出会えるって幸せだなって思いました。

ビョンが変わってるなって思ったのは、飲み会で生きてるタコを食べようとした時に、

かわいそうだと思ってタコを救ってあげてヤンに会いに行くシーン。

まさに食べられちゃう直前で、救ってあげるなんて優しい心の持ち主です。

救い出したタコはヤンと一緒に名前をつけて、育てていました。

優しい!!良い人!!って思ったけど、イマイチ入り込めませんでした。。

ヤンの友達イェリも、感情移入できませんでした

長く付き合ってる彼氏が浮気してたって分かっても、結婚することを決めたイェリ。

過去の浮気も全部許すことにしたって言ってたけど、本当に大丈夫?って思いました。

既に妊娠しているっていう状況の中で、彼氏に浮気されていた事実を知ってしまうイェリの立場を考えると複雑な心境になりました。

ヤンの両親もヤンと同じくとても個性的です。

ヤンの家に突然やってきて、ヤンとビョンが交際してることを知ると、ビョンを質問攻めにします。

自分の祖先の話をしだして、いかに優秀な家系であるかを伝えます。

普通の人なら黙り込んでしまうかもしれませんが、ビョンも自分の祖先の話をして切り抜けてました。

BB
BB
面白いっていうよりただただ謎だった

どの登場人物にも親しみがもてなかったので、ストーリーに入り込むことができなかったのが残念です。

名言っぽいセリフが響かなかった

『食べる存在』の中では、名言っぽいセリフが色々でてきます。

“このカキほど哀れなものはないわ

生きてるのか死んでるのかも分からず見ることも聞くこともできない

不満も言えずにただ息をしているだけ”

このセリフは毎日、理不尽な目にあったり大変な思いをして働いている自分や同僚をカキに例えて話しているって分かりやすかったのですが、

ラストシーンでヤンが言ったセリフがよく分かりませんでした。

BB
BB
ラストシーンのセリフがこちら!

”料理を待つ間ほどワクワクすることはない

待ちに待った料理を食べるのが最高に幸せ

甘くほろ苦い人生の味

今日も私は食べることで存在する”

”料理を待つ間ほどワクワクすることはない、待ちに待った料理を食べるのが最高に幸せ”

分かるけど、なんでいきなり料理の話をするの?って疑問だった。

このナレーションが流れてるとき、ヤンは人混みの中を歩いてます。

背景とナレーションがかけ離れてて全然意味が分からなかった。

”甘くほろ苦い人生の味”

作家になれなかったことを悲しんでるのかな?って思ったけど、ここもよく分からない。

”今日も私は食べることで存在する”

すっごい深そうな名言がでました。でもドラマとどうつながるの?ってところが分かんなかった。。

ドラマの中の名言、全然心に入ってこなかった~。。

ストーリーに入り込めなかったのと、行間を味わうっていうことが苦手だから深い名言を理解するのが難しかったのかなって思いました!(;^ω^)

色んな経験をしてもっと成長したら分かるようになるかもしれないので、いつかリベンジしてみたいなと思います!

まとめ

短編ドラマ『食べる存在』の感想を書きました。

ここまで読んでくださりありがとうございました♪